iPhone 6Sのカメラレンズ交換

しばらく前からiPhoneで写真を撮ると、光源の位置によって変な光が入り込む現象が起きていました。 カメラレンズを見ると、こんな感じでど真ん中にヒビが入ってるのが原因です。

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Genius Barでカメラのレンズ交換を調べると、3万〜とかなり高価です。 それなら買い替えかなと思っても、iPhone X高いしと、、騙し騙し使っていました。

ネットで調べると、部品は1000円で購入できるので、前に4Sの電源ボタン修理した時に買った工具もあるし、自分で修理することにしました。

sparkgene.hatenablog.com

iPhoneの分解はサポートも受けられなくなるし、場合によっては壊れてiPhoneが使えなくなります。 分解・修理は自己責任で。

参考にしたのはこちらのサイト。

iPhone 6のカメラレンズの交換 - iFixit

今回も活躍することになった工具。 f:id:sparkgene:20180121171051j:plain

液晶はLightningコネクタの両サイドにあるネジ(写真の矢印)を外してから、吸盤で引っ張ることで持ち上げることができます。

工具に付いてた吸盤だと弱くて引っ張れなかったので、お風呂のタオルを掛ける強力な吸盤がついたのを使いました。

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思っきり引っ張るとケーブルも引きちぎれてしまう可能性があるので、少し隙間ができたら工具でこじって剥がします。 (正面テープみたいな接着剤が付いているので、ゆっくり剥がしていきます。)

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液晶は数本のケーブルで本体側とつながっているので、90°開いた状態でケーブルを外す作業を進めます。

写真撮り忘れたので、すでにコネクターカバーが外れているけど、赤い矢印の所が4箇所ネジ止めされているので、それを外すとカバーが取れます。 青い矢印の所がコネクターになっているので、工具に含まれているヘラみたいなので持ち上げて3つとも外します。

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外した液晶のコネクタはこんな感じのやつ。

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カメラユニットのカバーを止めている2つのネジを外します。

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カメラユニットが見えたら、コネクタを外します。

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ピンセットで持ち上げると、カメラユニットが簡単に外れます。 外れたところを見ると、分かりづらいですがレンズカバーとくっついたブラケットが有ります。 レンズカバーと溶接されているため、外すのは苦労しますが、周りを傷つけないように外します。 外す時にブラケットが曲がったり、切れたりしますが、交換部品に含まれているので大丈夫です。 また、ブラケットに付いていたスポンジは交換後も使うので、壊す前に取っておきます。

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ブラケットが綺麗に取れたら、レンズカバーを内側から押すと簡単に外れました。

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外す時に壊れたブラケットとレンズカバー。

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購入したレンズカバー。Amazonで1000円です。 左側がカメラユニットが収まってたブラケット。

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元々ブラケットとレンズカバーは溶接されていましたが、交換する時は溶接できないので、レンズカバーをiPhone本体に接着剤で付けます。 (これは、荒く使ってると取れちゃうかもしれないですね)

使った接着剤は普通の瞬間接着剤だとガスでレンズが曇ってしまうので、ガスが出ない混ぜるタイプを利用。

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レンズカバーのハマってた所に、はみ出ないぐらいの接着剤を付けて、新品のレンズカバーを付けます。 新しいブラケットには、元のにブラケットに付いていた黒いクッションを付けて、合った所に戻しします。

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あとは、外した物を元に戻して、終わりです。 作業時間としては30分ぐらいかな。

今回のために買ったピンセット。 丈夫で持つ所が絶縁されているので、電子工作にも使えそうです。

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交換用のパーツに含まれていたこの部品は使わないで終わりました。 何に使うんだろう。。。

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