ダンボーEcho制作メモ
GWの工作ということで、Raspberry Pi Zeroを手に入れたから、前からやってみたかったダンボーEchoを作ってみました。
Raspberry Piで自作のEchoを作る方法は、JAWSDAYS 2017でAlexaハンズオンを一緒にやったharuharuharubyさんの資料が分かりやすいので参考にしました。 qiita.com 資料との違いは、pyenvを利用しないでそのままインストールされているpythonを利用したのと、OSはGUIは使わないので「RASPBIAN JESSIE LITE」を使っています。 LITEを使っているのでSDカードは4Gでも容量的に問題はありません。
使ったダンボーはAmazon限定の箱仕様。 amzn.asia
顔の横にスイッチがあって、目に内蔵されているLEDが点灯します。
これをバラして、頭の中にRaspberry Pi Zeroを突っ込んで、自作Echoに改造します。
サイズがギリギリ入らないぐらいなので、使わないカメラ用のコネクタを限界まで削りました。
ウェイクワードに反応したら目のLEDで分かるようにしようと思ったので、配線とGPIOのテストをしてLEDがプログラムから光るのを確認。
LEDとラズパイの配線はこんな感じでやってます。
目を元の位置に戻して、ラズパイを後頭部の内側にネジ止めでしました。
首にあたる部分はラズパイを少しはみ出る形で固定しているため(コネクタ挿せるように)、少し加工しないと入りません。
後頭部部分を7mmぐらい切って、元々ボタン電池が入っていた部分もラズパイに干渉するので切ります。
無事完成したので、ラズパイ3で使っていたマイクとスピーカーで試すと、マイクは大丈夫だけどスピーカーの出力が全然足りなくて、音がかすかにしか聞こえない。
そんなわけで、USBスピーカーを新しく買って、USBハブにUSBマイクを刺して完成です。
デモ動画
入力待機中は右目だけ光って、ウェイクワードに反応すると左目が光ります。 元々のソースではウェイクワードに反応すると「ピン!」って音がなるのですが、視覚的に分かるようになるとより使いやすいと思います。
GPIOを利用したソースはこちら
あとがき
前に作ったラズパイ2の自作Echoと違って、ダンボーが喋ってくれるので何か癒やされますね。
次はソラコムに対応して、持ち運べるダンボーEchoにしたいところですが、そろそろUSBの出力が足りなくなりそうな気がしなくもないです。。