Alexa Day 2018
スタッフとして活動していたAlexa Day 2018も無事に終わり、家に帰ってきたのでさっそくブログを。
土曜日は子供の保育園のイベントで息子の勇姿を見た後、イベントの朝は早いから前日入りするために、夜の便で神戸に入りました。
搭乗前にのんきにビール飲んでたら、搭乗口が変わっててこの後700mぐらいダッシュする羽目に。。
神戸には22時ぐらいに着いたので、疲れてたのでおとなしく寝て、翌日のイベントに備えました。
会場近くのホテルに泊まったので、イベント会場まで徒歩で向かいました。
会場が商店街の中(この奥の方に)にあるという事だったので、狭いのかなと思ったけど、そんなことは全然なく、結構広く人数に対してちょうどいい感じだったのではと思います。
三つ折りのちゃんとしたパンフレットも用意されてて、デザインできる人がちゃんと作ると凄いなと思いました。(準備であたふたして、会場ついてからの写真が全く取れてなかったので、金春さんのいい感じの写真を)
朝早くにも関わらず、参加者もオープニングから来ている人も多く、神戸開催&有料にも関わらず、多くの人が参加してくれたのは嬉しかったですね。
今回は、以下のように、多くのコンテンツを用意して開催したので、ワークショップに参加した小学生から、大学生、社会人と幅広い参加者となっていました。
- セッション:12
- ワークショップ:1
- パネルディスカッション:1
- スキルコンテスト:1
- ランチセッション(LT):3
セッション自体もAlexa Skills KitとAlexa Voice Serviceの両方を用意したので、アプリ作る人やデバイス側の人など、様々な職種の人に参加いただけたのではないかと思います。
私自身も実際に登壇しましたが、アンケートを取ってみるとEchoを持っている人たちがすごく多かったです。 実際にSkillを作ってみたことがある人も多く、勉強熱心な人がいっぱい集まってたのかなと思います。 (3連休の中日に一日有料のイベントに参加する人たちなので) LINE WAVE、Google Home、Amazon Echoの3つを持っている人も多かったのは印象的でした。
お会いして話をした人でも、沖縄、九州から来ている人もいれば、大雪で大変な苦労をしている石川県からも来ていたり、北海道からスタッフとスピーカーとして参加している人など、本当に全国から人が集まっていました。 これって、なかなか凄いことですよね。
イベント後は懇親会も有りましたが、こちらも100名の人が参加していて、かなり盛り上がっていたと思います。 入場時にランダムにグループ分けをして、参加者同士が話ししやすいような仕掛けも用意したので、初対面でも結構交流ができたのではないかと思います。
懇親会場のスクリーンに映し出されていた映像や、ずっと流れていた音楽も、スタッフのメンバーがおこなっていたのは、これまた凄いなと思いました。
全体を通して、日頃JAWS-UGのイベントを一緒に開催したり、JAWSDAYSみたいな大きなイベントの運営を行ってきた人がスタッフとして参加していたので、みんな慣れていて大きなトラブルもなく、運営できたんじゃないかと思います。 (私個人はトラブルが有りましたけど)
最後にいっぱいお酒が置いているバーでゆっくり飲む、、、ってこともなく、ココでも結局、Alexaへの熱い話が繰り広げられ、充実した一日を終えることになりました。
次の開催が楽しみですね。
iPhone 6Sのカメラレンズ交換
しばらく前からiPhoneで写真を撮ると、光源の位置によって変な光が入り込む現象が起きていました。 カメラレンズを見ると、こんな感じでど真ん中にヒビが入ってるのが原因です。
Genius Barでカメラのレンズ交換を調べると、3万〜とかなり高価です。 それなら買い替えかなと思っても、iPhone X高いしと、、騙し騙し使っていました。
ネットで調べると、部品は1000円で購入できるので、前に4Sの電源ボタン修理した時に買った工具もあるし、自分で修理することにしました。
iPhoneの分解はサポートも受けられなくなるし、場合によっては壊れてiPhoneが使えなくなります。 分解・修理は自己責任で。
参考にしたのはこちらのサイト。
今回も活躍することになった工具。
液晶はLightningコネクタの両サイドにあるネジ(写真の矢印)を外してから、吸盤で引っ張ることで持ち上げることができます。
工具に付いてた吸盤だと弱くて引っ張れなかったので、お風呂のタオルを掛ける強力な吸盤がついたのを使いました。
思っきり引っ張るとケーブルも引きちぎれてしまう可能性があるので、少し隙間ができたら工具でこじって剥がします。 (正面テープみたいな接着剤が付いているので、ゆっくり剥がしていきます。)
液晶は数本のケーブルで本体側とつながっているので、90°開いた状態でケーブルを外す作業を進めます。
写真撮り忘れたので、すでにコネクターカバーが外れているけど、赤い矢印の所が4箇所ネジ止めされているので、それを外すとカバーが取れます。 青い矢印の所がコネクターになっているので、工具に含まれているヘラみたいなので持ち上げて3つとも外します。
外した液晶のコネクタはこんな感じのやつ。
カメラユニットのカバーを止めている2つのネジを外します。
カメラユニットが見えたら、コネクタを外します。
ピンセットで持ち上げると、カメラユニットが簡単に外れます。 外れたところを見ると、分かりづらいですがレンズカバーとくっついたブラケットが有ります。 レンズカバーと溶接されているため、外すのは苦労しますが、周りを傷つけないように外します。 外す時にブラケットが曲がったり、切れたりしますが、交換部品に含まれているので大丈夫です。 また、ブラケットに付いていたスポンジは交換後も使うので、壊す前に取っておきます。
ブラケットが綺麗に取れたら、レンズカバーを内側から押すと簡単に外れました。
外す時に壊れたブラケットとレンズカバー。
購入したレンズカバー。Amazonで1000円です。 左側がカメラユニットが収まってたブラケット。
元々ブラケットとレンズカバーは溶接されていましたが、交換する時は溶接できないので、レンズカバーをiPhone本体に接着剤で付けます。 (これは、荒く使ってると取れちゃうかもしれないですね)
使った接着剤は普通の瞬間接着剤だとガスでレンズが曇ってしまうので、ガスが出ない混ぜるタイプを利用。
レンズカバーのハマってた所に、はみ出ないぐらいの接着剤を付けて、新品のレンズカバーを付けます。 新しいブラケットには、元のにブラケットに付いていた黒いクッションを付けて、合った所に戻しします。
あとは、外した物を元に戻して、終わりです。 作業時間としては30分ぐらいかな。
今回のために買ったピンセット。 丈夫で持つ所が絶縁されているので、電子工作にも使えそうです。
交換用のパーツに含まれていたこの部品は使わないで終わりました。 何に使うんだろう。。。
ドライブレコーダー HDR-352GHの取り付け
前から付けたかったドライブレコーダーが年末に届いたので、さっそく付けてみました。
ドライブレコーダー HDR-352GH | COMTEC 株式会社コムテック
同僚がオススメしていたものですが、結構人気の機種らしくAmazonで注文してから2ヶ月ぐらいかかって届きました。
取り付けにあたって、この車は殆どDIYしていないのでまずは、ネットで色々調査してから取り付け方法を決めました。
116i(F20)はキーONで電源が取れる場所が結構少ないらしく、多くの事例はシガライター用の電源を使うしかないようでした。ちなみに、シガライターの電源はキーOFFから10分ぐらいは通電してる。
とは言え、ドラレコの電源ケーブルをシガライターに刺すのもいまいちなので、シガライターの電源から分岐する方法にします。 116iはヒューズボックスはエンジンルームとトランクの2ヶ所に有りますが、今回はトランクのヒューズボックス(162番)から取得します。
取り付け場所はフロントガラス助手席側のバックミラー裏が視界のじゃまにならず、且つ前方が綺麗に録画できる場所にした。(取り付け前に実際に電源を入れて、カメラの画像を確認しながら決めた)
次に、フロントガラスに取り付けたドラレコからトランクまで配線しなければならないですが、ケーブルが表に出てるのもかっこ悪いのでうまく隠すために、内装を剥がしつつ見えない所に隠していきます。 ドラレコの取り付け作業の時間としては、内装剥がしたり、戻したりが6割ぐらいを占めているかなと。
まず最初にフロントピラーのゴムが内装剥がす際にじゃまになるので、引っ張って剥がします。(はめ込んであるだけなので、意外と簡単に外れます)
内装を剥がす際にはプロも使うらしいこの内装剥がしを使いました。キズもつきにくく、内装を剥がさないでケーブルを押し込むときにも使えたりと、今回1番活躍したアイテムです。
エーモン パネルはがし(ロング) 緑色樹脂製 全長約300mm・幅約15mm 厚さ5mm 1499
次にこの名前わからないけど邪魔なやつも内装剥がしを突っ込んで剥がします。
やっとフロントピラーの内装にかかります。
内装はルーフ側の溝に内装剥がしをつっこみ、持ち上げる感じでルーフ側のクリップを外します。 一番上のクリップが外れたら内装を上に引き上げる感じに抜きます。
ピラー側に白いクリップが残っていますが、これは外して内装に取り付けます。車の内装はこんな感じで、外すとクリップが車体側に残ってしまうのですが、内装側に付けないと取り付ける時にうまくできません。
ドラレコからフロントピラーまではウインドーとルーフの内装の隙間にケーブルを突っ込みます。ピラーまで来たら中にあるケーブルに固定しながら、ドアの下まで這わせていきます。
カーペットの上を這わすのもいまいちなので、サイドシルのカバーを外してカーペットの裏を通していきます。なので、このカバーも内装剥がしで外していきます。
ここでも、クリップが車体側に残っているので、全部外して内装の方に付けます。
センターピラーの内装は剥がさずに、カーペットとピラーの内装の隙間にどんどん押し込んでいきます。
車のリアシートって、結構はめ込み式が多いんですよね。なので、試しに持ち上げてみたらこんな感じで外れました。
リアシートをどかしたら、ドア下の内装剥がさずカーペットとステップカバーの間に押し込んで終わりにしました。
i116はハッチバックですが、リアシートが倒れてトランクルームと繋がります。なので、持ち上げたリアシートの下にケーブルを通して、そのままトランクまでケーブルを取り込むことができます。
しかし残念ながら、ドラレコの電源が4mだったので、ヒューズボックスまであと数センチってところまでケーブルが届きません。
ケーブルを延長して、電源とアースを接続して配線が終了です。
実際に町中を走ってみても、運転席からの視界には全く影響はないですね。
そして、映像も広角なので、フロントグラスにピッタリくっついているぐらいなのに、ピラーが映るぐらい広範囲を撮影してくれます。逆光でも結構見やすい。
最近は怖いニュースが多いので、これで安心ですね。
ASK CLIを使ってみよう
Amazon Alexa Advent Calendar 2017 18日目の記事です。
18日に開催されたJAWS-UG CLI専門支部でASK CLIについてハンズオンを開催してきました。
ASK CLIとは?
Quick Start Alexa Skills Kit Command Line Interface (ASK CLI) | SMAPI
Alexa Skills KitをCLIで管理できるコマンドラインツールです。 内部的には、Skill Management API (SMAPI)を利用しており、SMAPIを利用するツールの一つとなっています。
Alexa Skills Kit Command-Line Interface and Alexa Skill Management API Overview | SMAPI
ハンズオンの内容
ハンズオンでは、Skillを作成、Modelの登録、シミュレーションの実行など、Skillの開発に必要な一連の操作を学べる物となっています。 興味あれば、是非試してみて下さい。
必要なもの
ハンズオンではLambdaを利用するため、AWSのアカウントを必要とします。 Skillの登録のため、Amazon Developerのアカウントも必要とします。
Amazon Echo(Alexa)で今できないことを雑にまとめてみた
Amazon Alexa Advent Calendar 2017 8日目の記事です。 当初はEcho plusを手に入れた記事を書こうと思ったけど、いつまでたっても招待メールが届かないので、出来ること出来ないことをまとめてみました。
Amazon Alexaはすでに以下の国で展開されています。
- アメリカ
- イギリス
- ドイツ
- インド
- 日本
- カナダ
- ニュージーランド(2018年初頭予定)
- オーストラリア(2018年初頭予定)
最初に公開されたアメリカが現時点で多くの種類のデバイスが利用できたり、機能も利用できています。 しかし、それ以外の国ではまだすべての機能が使えるわけではありません。
そこで、アメリカと比べて日本で利用できる機能の違いを調べてみました。(2017/12/7時点の状況です)
Echoでアメリカでは利用できるが日本ではまだ出来ない機能
- 動画の操作
- 本の読み上げ
- 音声通話(drop in)
- メッセージの送信
- 音楽のグループ再生
- 声によるプロファイルの自動切り替え
- 交通情報の取得
- 家族プロファイルの追加
Alexa Skills Kitでアメリカで使えるけど日本語では使えない機能
Smart Home Skill関連
- サーモスタット、エアコン、扇風機カテゴリの利用
- カメラカテゴリの利用
- エンターテイメント端末カテゴリの利用
照明のOn/Offやドアのロックなど対応していますが、それ以外はまだ対応していないようです。 実際にスマートホームのページにも対応している種類のデバイスしかでていません。
Interface関連
- display Interface
- Video App Interface
これは、Echo Showの様なディスプレイを持ったデバイスで利用するものなので、Echo Showがまだ発売されていない日本で使えないのはしょうがないですね。
ASK CLI and Skill Management API関連
Skill Testing Operations | SMAPI
ASK CLIは日本語向けのスキルでも利用できますが、テスト関連だけはまだ対応していません。 テストまで自動化したい場合は、もう少し待つ必要があります。
アメリカでもまだプレビューな機能
Alexa Gadgets
Echo ボタンと言った周辺デバイスを扱うための機能
通知機能
通知と言ってもリングを光らせるだけですが、Skill側から新しいコンテンツが増えた時にお知らせするみたいな使い方ができるようになります。
Expanded Developer Preview of Notifications for Alexa Skills : Alexa Blogs
アプリ内課金
現状ではマネタイズの方法は限られていますが、今後プレミアムコンテンツをSkillない課金で!と言った形で、売り切り型とサブスクリプション型の課金が利用できるようになります。
Amazon Announces New Ways to Earn Money with Your Alexa Skills (Developer Preview) : Alexa Blogs
声で判断されたプロファイルの情報がSkillでも利用可能に
現状は音声で自動でプロファイルが切り替わり、フラッシュブリーフィングなどパーソナライズされた物が利用できます。これを、サードパーティーのSkillにも情報(IDみたいなもの)が来るようになるということで、個人にカスタマイズした機能を提供することが出来るようになります。
あとがき
まだまだ、日本でできないことは多いですが、それだけ伸びしろがあるということですね。 それぞれの機能が日本でも出来る様になるのが楽しみです。
Amazon Echo(echo dot)を車の中で使おう
Amazon Alexa Advent Calendar 2017 5日目の記事です。
Echo dot小さいですね。 高さで言えば、Google Homeの約1/5、直径はペットボトルより2cmほど大きいぐらい。
これぐらいのサイズであれば、車に載せて使っても邪魔にはならなそう。 むしろ、車にVUIな端末があったほうが色々と便利なんじゃないかと思ったので、試してみました。
車の中で使った動画はこちら。 youtu.be
車の中で使う為の問題点
電源はシガライターからUSB給電できるので問題ないですが、ネット環境が問題になります。 そこで今回は、Netgearの AirCard 785 にmineoのSIMを挿して、車の中でもネット環境が使えるようにしました。
試しに音楽をずっと流してみた所、1時間で約150MBぐらい消費しました。
今回利用したmineoのSIMはデータ通信が3GB/月の契約なので、ざっくり計算すると20時間で使い果たすことになります。 週末のドライブ3回分ぐらいですかね。6GB/月プランであれば週末のお出かけに使う分にはなんとか持ちそうな印象です。 注)あくまでもざっくりした計算です。
周りの音がうるさくて使えないのでは?
今回は街乗りということもあり、ロードノイズなど外部要因の騒音はあまりなかったため、音声認識については全く問題ありませんでした。 また、echo dotは3.5 mmステレオジャックもあるので、車の外部入力に繋げば車のスピーカーで聞くこともでき、echoからの音声も問題なく聞くことが出来ると思います。ブルートゥースを搭載している車であれば、echo dotをペアリングして車のスパーカーを使うこともできそうですね。
まとめ
実際に試した所、十分使えると言う結論に至りました。 1つ問題を上げるとしたら、起動ワードを覚えていないとSkillが使えないことぐらい。家であれば、Alexa Appでサンプルの発話を確認できるのですが、運転中は無理です。
家の中で使うイメージのスマートスピーカーですが、車の中というプライベートな空間であれば、人の目を気にすること無く喋って操作する出来るので、すごく相性はいいですね。 特に、運転中は操作するためにカーステレオやナビを見るのはなかなか大変かつ危険なので、音声のみで操作できるのは良いですね。
実際、日産、フォード、BMWはAlexaを搭載すると発表しているので、わざわざechoを持ち込む必要もなく、普通に使える日がすぐそこに来ていますね。
また、日産リーフでは専用のSkillがすでにリリースされており、Echoに話しかけることでエアコンをつけたり、バッテリー残量を確認できたりします。
最近Amazon Alexa界隈で起きたこと(11/1〜11/30)最終回
前回の記事から1ヶ月経って、Amazon Alexa界隈で何が起きたでしょうか。
目次
現時点のSkill数(US)
2万7千を超えてきました。年内に3万は難しいかなって所。 kidsカテゴリも150個になりました。
[11/8] Amazon、 日本語対応のAlexa、最新のAmazon Echo、Echo Plus、Echo Dotを日本で販売開始
遂にというか、やっとというか、待ちに待ったEchoが日本で買えるようになりました!! まずは招待制でEcho、Echo Plus、Echo Dotが購入できるように。 同時にAmazon Music Unlimitedも上陸。US同様Echo用の安いプランも用意されています。
[11/8] Amazon、“音声ファースト”体験の創出に向け Alexa Skills KitとAlexa Voice Serviceを日本で提供開始
もちろん、EchoだけじゃなくASKとAVSも日本に来ました。 AVSの方は試作品開発用の利用は可能ですが、商用向けの製品の販売はまだ招待制で対応中とのことです。
さっそく、日本語版のSkillを作って試そうとしたら、Alexa Appの方に出なくてハマりました。原因は、すでにUSの方でアカウント作っていたために、同じメアド使ってたらUSの方にログインしてしまう減少が起きていたから。 詳しくはこちら。
[11/8] Alexaスキル開発トレーニング
Alexa | アレクサ | Alexaスキル開発トレーニング
計6回が予定されているSkillの開発に必要なことが学べる動画とドキュメントの連載が出てきました。 いやー、これは便利ですね。これ見ながら開発を進めれば、あっという間にSkillの開発ができるようになります。 11/28までに第4回までが公開されました。
[11/14] スキルのテストがシミュレーター「Echosim.io」で可能になりました
スキルのテストがシミュレーター「Echosim.io」で可能になりました : Alexa Blogs
Skillの開発には無くてはならない存在である、echosimが日本語にも対応しました。 これで、招待メールが届かなくても、Skillの開発とテストが出来るようになります。
[11/15] Alexa Skills Kit と Alexa Voice Service がカナダに上陸
Alexa Skills Kit and Alexa Voice Service Expand to Canada : Alexa Blogs
日本だけじゃありません。カナダにも上陸しました!! これで計 6カ国(US、UK、ドイツ、インド、日本、カナダ)に対応しました。 ただし、ドイツ語と日本語以外は英語ベース。 人口や市場規模を考えると、そろそろスペイン語圏にも対応してくるのだろうか。
[11/16] Alexa搭載プロダクト向けにCode-Based Linkingの仕組みをリリース
Amazon Streamlines Device-Based Authorization for Alexa-Enabled Products : Alexa Blogs
通常、AVSを搭載したデバイスを利用する場合、Alexaを利用するためにユーザーにamazonのアカウントでログインさせてトークンを発行し、そのトークンを使ってAVSのAPIを利用する必要があります。 しかし、スマートTV、ウェアラブル機器、自動車の様に、入力デバイスの制限がある場合にはこの操作は大変です。 今回導入されたCode-Based Linkingを利用すると、例えば画面に表示されたコードとURLを別のスマフォのようなデバイスで開いて、amazonアカウントでログインすると利用可能になるとのことです。
[11/28] 通知機能をデベロッパープレビューとして公開
Expanded Developer Preview of Notifications for Alexa Skills : Alexa Blogs
次の四半期に公開を予定している通知機能の改善を手伝って下さいってことで、すべてのデベロッパー向けに 通知機能が提供されました。
とは言え、好きに使えるわけではなく幾つかのアンケートに答える必要があります。 場合によっては却下されることも有り、その場合は一般公開(2018年)まで待つ必要があります。
[11/29] Skillのマネタイズをデベロッパープレビューとして公開
Amazon Announces New Ways to Earn Money with Your Alexa Skills (Developer Preview) : Alexa Blogs
今までは一部のデベロッパーにのみ提供していた課金のしくみをデベロッパー向けに公開しました。 利用するには申請する必要があります。
今までデベロッパーはマネタイズの方法としては、人気のスキルになってAmazonより報酬をもらう方式しか無かったのですが、今回の発表によりSkill内課金が出来るようになりました。 課金の方法は2種類用意されています。
- one-time purchases(売り切り)
- subscriptions(月額課金)
基本的には無料機能が用意されている必要があり、例えばプレミアム機能を利用するために課金してもらうと言うかたちになります。 お金の支払い方法はAmazon Payを利用します。 実際に一般公開されるのは2018年を予定しています。
[11/30] Alexa for Businessの登場
Introducing Alexa for Business : Alexa Blogs
re:Invent 2017の中で発表されました。 AWSのマネージメントコンソールに追加されるみたいで、デバイスの管理、プライベートスキル、ユーザーの管理などができるようです。 Roomsというロケーションの単位も設定することができ、デバイスを紐付けることができます。 例えばWynnはすでに各部屋にEchoを置いてますが、この機能を使って部屋ごとの電気を操作したり、空調を操作したりできているのかなと思います。 ユーザーの管理は、ユーザーを追加することで、その人の名前を指定して呼び出したりすることが出来るようです。
[11/30] カスタマーの声を判断してパーソナライズしたSkillの作成が可能に
以前、声によってプロファイルの変更がされるようになりましたが、Skillにもこの情報が送られるようになるみたいです。 詳細な個人の情報ではなく、特定のIDの様な情報が送られてくるだけなので、Skill側はその情報を元に同じ人なのかを判断する形になるみたいです。ですので、プライバシー的にも安心ですね。 まずはデベロッパープレビューに申し込む必要があります。実際のリリースは2018年の何処かになりそうです。
あとがき
個人ユース向けだけではなく、ビジネスユースに広がってきたのはびっくりしました。 オフィスに大量のEchoが置かれる日は遠くないかもしれないですね。
さて、2015年6月にAlexaに興味を持ってから、2年半の月日が流れて遂に日本でもAlexaが使えるようになりました。
今では毎日多くの記事が書かれるようになり、家でも日本語でAlexaを使えるようになりました。 遂にはSkill内課金も登場し、更に多くのデベロッパーが参加してくるんじゃないかなと思います。
そんな訳で、日本語の情報も公式のブログも日本語で登場したので、1年続けてきたこのネタも今回を最終回として一旦終わりにしようと思います。
Alexaについては今後も勉強しつつ、アウトプットしていこうかなと思います。
まずは、2018年2月にAlexaの国内初&最大級のイベントを開催するので、そこに向けて色々とアウトプットを増やしていければなと思います。