Amazon Echo(Alexa)で今できないことを雑にまとめてみた

adventar.org

Amazon Alexa Advent Calendar 2017 8日目の記事です。 当初はEcho plusを手に入れた記事を書こうと思ったけど、いつまでたっても招待メールが届かないので、出来ること出来ないことをまとめてみました。


Amazon Alexaはすでに以下の国で展開されています。

  • アメリカ
  • イギリス
  • ドイツ
  • インド
  • 日本
  • カナダ
  • ニュージーランド(2018年初頭予定)
  • オーストラリア(2018年初頭予定)

最初に公開されたアメリカが現時点で多くの種類のデバイスが利用できたり、機能も利用できています。 しかし、それ以外の国ではまだすべての機能が使えるわけではありません。

そこで、アメリカと比べて日本で利用できる機能の違いを調べてみました。(2017/12/7時点の状況です)


Echoでアメリカでは利用できるが日本ではまだ出来ない機能

Alexa Skills Kitでアメリカで使えるけど日本語では使えない機能

Smart Home Skill関連
  • サーモスタット、エアコン、扇風機カテゴリの利用
  • カメラカテゴリの利用
  • エンターテイメント端末カテゴリの利用

スマートホームスキルを複数の言語で開発する | ASK

照明のOn/Offやドアのロックなど対応していますが、それ以外はまだ対応していないようです。 実際にスマートホームのページにも対応している種類のデバイスしかでていません。

Interface関連

これは、Echo Showの様なディスプレイを持ったデバイスで利用するものなので、Echo Showがまだ発売されていない日本で使えないのはしょうがないですね。

ASK CLI and Skill Management API関連
  • Invocation API
  • Simulation API

Skill Testing Operations | SMAPI

ASK CLIは日本語向けのスキルでも利用できますが、テスト関連だけはまだ対応していません。 テストまで自動化したい場合は、もう少し待つ必要があります。

アメリカでもまだプレビューな機能

Alexa Gadgets

Echo ボタンと言った周辺デバイスを扱うための機能

developer.amazon.com

通知機能

通知と言ってもリングを光らせるだけですが、Skill側から新しいコンテンツが増えた時にお知らせするみたいな使い方ができるようになります。

Expanded Developer Preview of Notifications for Alexa Skills : Alexa Blogs

アプリ内課金

現状ではマネタイズの方法は限られていますが、今後プレミアムコンテンツをSkillない課金で!と言った形で、売り切り型とサブスクリプション型の課金が利用できるようになります。

Amazon Announces New Ways to Earn Money with Your Alexa Skills (Developer Preview) : Alexa Blogs

声で判断されたプロファイルの情報がSkillでも利用可能に

現状は音声で自動でプロファイルが切り替わり、フラッシュブリーフィングなどパーソナライズされた物が利用できます。これを、サードパーティーのSkillにも情報(IDみたいなもの)が来るようになるということで、個人にカスタマイズした機能を提供することが出来るようになります。

Announcing More Personalized Skill Responses When Alexa Recognizes a Customer’s Voice (Developer Preview) : Alexa Blogs

あとがき

まだまだ、日本でできないことは多いですが、それだけ伸びしろがあるということですね。 それぞれの機能が日本でも出来る様になるのが楽しみです。