最近Amazon Alexa界隈で起きたこと(10/1〜10/31)
前回の記事から1ヶ月経って、Amazon Alexa界隈で何が起きたでしょうか。
目次
現時点のSkill数(US)
2万6千を超えました! そして、ココ一年ずっと数値を追ってて、初めてカテゴリが追加となりました。 追加されたのは、「kid」カテゴリ。8月に発表された子供向けのSkillですね。 今月はkid向けのSkillコンテストも開始したので、このカテゴリは今後伸びそうです。
Alexa Skills Challenge Offers $250,000 in Prizes for Best Kid Skills : Alexa Blogs
Grand Prizeを取ると、$25,000の賞金が得られるので、これはチャレンジしてみたいコンテストですね。
[10/02] 「Alexa」と「Amazon Echo」が年内に日本に登場
Alexa and Amazon Echo Coming to Japan Later This Year; 「Alexa」と「Amazon Echo」が年内に日本に登場 : Alexa Blogs
遂にAmazon Alexaが日本に来るようです!! 明確な日付のアナウンスはされませんでしたが、「~ Alexaをともに作り上げ、進化を支えてくださるお客様を対象にした招待制での購入が可能に ~」とあるので、まずは一部のユーザーから購入できるのかなと思います。 USでEchoが出た時はプライム会員と招待者が購入ができたので、もしかすると今回もプライム会員が購入可能になるかもしれませんね。 プライム会員だとAmazon Musicといった機能も使えるので、Echoの魅力を存分に味わってもらいたいことを考えると、プライム会員から始めるのは順当かなと思います。
ちょっと深読みすると、”「Amazon Alexa」と「Amazon Echo」” とか書かれており、Echoデバイスが全て出て来ないのかなと想像します。まずはAmazon Echoからってことですかね。 個人的にはEcho Plus、Echo Spot、Echo Show辺りが気になっているので、これらのデバイスがいつ登場するのかが気になります。
[10/04] Alexa Skills KitとAlexa Voice Serviceがインドに上陸
Alexa Skills Kit and Alexa Voice Service Expand to India : Alexa Blogs
Amazon Echo, Echo Plus, and Echo Dotを購入することが可能! 日本と違っていきなり登場しましたねw インドでの対応言語は「English(India)」となっているので、ヒンディー語とかではなく、あくまでも英語圏の拡張という位置づけなのかな。 だから、日本語版と違ってお試し期間を設けずに、一気に導入されたのかなと。 Alexa Dev Day(バンガロール、デリー)もインドで開催されるみたいで、羨ましいですね。 試しにURLの都市名をtokyoとか打ち込んでも404になったので、さすがにまだ日本には来ないのかな。。
[10/4] インド向けにSkillをアップデートする方法
How to Update Your Skills for India : Alexa Blogs
すでにUS向けにSkillを公開している人向けに、インド向けの対応をする方法について紹介されています。 Alexaがインドに来ましたが、AVSの方はまだ一般公開されていないようですね。 現在はプレビューの開始が始まったら通知を受け取れるように、デベロッパー登録しておいてねぐらいのアナウンスで終わっているようです。 UKやドイツでも同様でしたので、日本に来る時も同じような感じで、ASKより少し遅れて登場するのかなと思います。
[10/6] ユーザーに愛してもらえる素晴らしいSkillを作る方法
How to Build Standout Alexa Skills Your Customers Will Love : Alexa Blogs
現在人気のSkillになるとお金がもらえるプログラムがありますが、そのような人気のSkillを作るにはどうすれば良いのか、7つの条件として紹介されています。
- 声を使うことで、タスクをこなすのが速くなったり簡単になること
- Skillの名前が直感的で、記憶に残る名前である
- Skillが何を出来るかが明確にされている
- Skillがフラストレーションを減らしてくれる
- Skillがユーザーに驚きと楽しさを提供してくれる
- Skillが新鮮なコンテンツを配信してくれる
- Skillが安定している
[10/13] Lambdaを使う4つの理由
Why AWS Lambda? 4 Benefits to Building Your Custom Alexa Skill with AWS Lambda : Alexa Blogs
Skillを作る際にLambdaを使うメリットを4つの理由として紹介しています。
- サーバの管理に来取られること無く、素晴らしいVUIの体験の構築に集中できます
Lambdaはフルマネージドなので、サーバの運用をする必要がありません。
- SSL証明書を用意する必要がありません
自分でサーバを立てる場合は、Alexa側からはhttpsで呼び出されるので、SSL証明書を導入する必要があります。
- アクセスコントロールの管理を気にしなくてよい
IAM Roleでアクセス制限が行われるため、自前でサーバを用意する時のように、不正なアクセスの脅威にさらされることはないです。
- Lambdaの無料枠が利用できる
Lambdaの無料枠とともに、申請をして承認されると、毎月$100のAWSクレジットが配布されるので、サーバ費用を抑えることが出来ます。
[10/23] カスタマイズリストについて
Customize Lists on Alexa : Alexa Blogs
今までは、TO-DOリストと、買い物リストの2種類しか利用できませんでしたが、カスタムのリストを追加することが出来るようになりました。 例えば、「週末のパーティー用のリストに"プレゼントを買う"を追加して」みたいなことが出来るようになります。
あとがき
この形式のブログを書き始めてちょうど1年が経ちました。 当時は日本語の記事があまり出ていなかったということで始めたわけですが、今は毎日何かしら日本語の記事が出るようになったのは嬉しい限りです。
そしてそんな中、いよいよ日本での発表が迫ってきたようです。
発売日についてはまだわかりませんが、楽しみですね!